入門編(道具の紹介)

こんにちは!

 

今回は入門編ということでクロスを編む際に必要となる道具の紹介をしていきたいと思います。

 

1.三種の神器

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・ハサミ

サイドレースを編みやすい長さに切ったり、編み終わった後、ルールに適した長さ(10cm以下)に切ったりするのに使います。

 

・ライター

サイドレースやパウエルを切ったまま放置すると、その部分からほどけてボサボサになってしまいます。それを防ぐためにライターで切断面をあぶって溶かし、固めます。

 

・ペンチ

サイドレースをきつく結んであげるときに使います。また、ほどくときにも使えます。

クロスにとってサイドレースは山登りの命綱と同じ。緩くならないように、しっかり結んであげましょう。

個人的な意見ですが、ラジオペンチを使った方が力が入りやすくて、便利かなと思います。

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(↑ラジオペンチ。先端が写真のようになっている)

 

 

2.ヘッド

OF、DF、FO、Gで形が異なります。

グラボの救いやすさや、ショット、キャッチが微妙に異なってくるので自分に合ったヘッドを選びましょう。

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ショート用のヘッド

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ゴーリー用ヘッド。ショートより大きい。お値段も大きい

 

3.クロスパーツ

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上からメッシュ・サイドレース・パウエル・シューティングコード

 

・メッシュ

ソフト→セミソフト→セミハード→ハードの順で硬くなっていきます。

キープのしやすさ、制球の良さは下のようになると一般的にいわれています。

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メッシュには表裏があるので、確認してから編みましょう。(写真ではわかりにくいですが実際に触るとわかります)

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ざらざらした面。こっちをボール側にするとキープ力が上がる

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つるつるしている面



 

・サイドレース

ヘッドのトップ・サイドとメッシュを運命の赤い糸で結んでいくものです。サイドレースの色はいろいろあるので、組み合わせを楽しむ事もできます。

基本的にショートは3m、ゴーリーは5~6mあれば十分に編めます。

 

・パウエル

サイドレースやシューティングコードよりも太くて柔らかい紐で、付けることでキープ力やなげかんが生まれます。ゴーリー用で売っているものと、太さや堅さが違うので購入するときは気を付けましょう。

(QBさんで買う場合、ゴーリー用のパウエルは白が、他の色と比べて少し細いのでそこも気を付けましょう。)

 

・シューティングコード

強く張ることで引っかかりが生まれます。繊細なものなので微調整が必要です。一番細い!

 

 

今回は以上になります。下に今回出てきた道具の一部などのアマゾンに飛べるリンクを張っておきます。

次回からは編み方を紹介したり、岩手大ラクロス部員のクロス紹介をして行けたらいいなと思っています。

 

コロナ明けの練習で、ベストなクロスを使えるように準備していきましょう。

 

 

 

 

 

フジ矢 ラジオペンチ JIS規格 150mm 350-150